思考の「型」を身につけよう
ご本人もあとがきで書かれているが、以前書かれた経済学思考の技術とダメな議論の間を行くような本。
同時に、最近出版された飯田のミクロを読む上での前提のような感じもある。これについても、飯田先生は日本の経済学のテキストは教養、大学のテキスト、資格試験の勉強の3つの役割があって理論以外の部分が最小限になっていると指摘している。
この本に書かれているようなことを高校生くらいが事前に知ることができれば、大学の学部の選択に役立つし、考え方の基礎にもなるなと思う。あと、人文科学とか工学、理学から思考の「型」を語るとどうなるのかというのも興味がある。そういう本も探してみようかな。
思考の「型」を身につけよう 人生の最適解を導くヒント (朝日新書)
- 作者: 飯田泰之
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/12/13
- メディア: 新書
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