「京都」展、「ミケランジェロ」展

雨の降る中上野公園へ。本当は天気のよい平日に行きたいところだが、仕事が忙しくて今日しか都合がつかなかった。

特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美」

見どころは国宝・重要文化財に指定されている7つの洛中洛外図屏風を見られること、二条城二の丸御殿の障壁画。会期前半は上杉本が展示されていて、東京国立博物館の所有する舟木本と比較することができてとてもよかったです。
障壁画は、二条城二の丸御殿のもそうだし、その他龍安寺仁和寺のもそうだけど、やはり建築物の中で見てみたいなあ。
あと、図録が豪華ですごい。

(追記)2013年10月29日
こういう記事を見ると、やっぱりもっと丁寧に見ておけばよかったと思う。でも帰国は特別展の終了後…。
洛中洛外図と障壁画で体感「京都でも見ることのできない京都」橋本麻里の「この美術展を見逃すな!」

システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡

引き続き西洋美術館へ。ミケランジェロは代表作は持ち運べないようなものだし、6月に見に行ったレオナルド・ダ・ヴィンチ展が今ひとつだった気がしていたのであまり期待していなかったのだが、思った以上によかった。
システィーナ礼拝堂の天井画の説明や、展示されている習作や本作との関連などが丁寧に説明されていてなかなか良かった。TBSがシスティーナ礼拝堂で初めて4Kで撮ったという映像も見応えがあった。1999年の8月の終わりにミラノ・ローマに行ったことがあって、サン・ピエトロ大聖堂システィーナ礼拝堂に言ったことがあったのだけど、また行きたくなった。