ふだん使いのマインドマップ

5月下旬にジンバブエ出張中に読み始め、南ア経由で移動したナミビアで読み終えた。

アウトラインプロセッサ的なフォーマットで思考する道具のWorkflowyの本を読んだので、今度はマインドマップ的なアプローチでの思考法について考えてみようと思ってこの本を手に取ってみた。

この本では、例えば、

箇条書きの場合、すでに書いたリストに追加しようとすると、どうしても見づらくなってしまいます

マインドマップなら、思いついた時に思いついたままに追加することができます。たとえスペースが狭くなっていても、余白があるところまで枝を伸ばせば、いくらでも描き足せます。また、中央から放射状に描き広げていくので、紙の四隅までいっぱいに使うことができます。同じサイズの用紙なら、箇条書きよりも、純粋にたくさんの情報を書き込めるのではないかと思ってます。

という感じでアウトラインプロセッサ的なアプローチの弱点を取り上げているけれども、パソコンとかタブレットとかのデジタル機器上で作業しようと思ったら、修正のための敷居の高さは関係ない。デジタル機器上で作業するという観点では、パソコン上ではやっぱりアウトラインプロセッサ的なアプローチの方が思考と作業(タイピング)の間でのタイムラグがなさそうだし、タブレットであればマインドマップ的なアプローチでもよさそうな気がする(ただし、タブレットではマインドマップを書いて展開するには、画面が狭いかもしれない)。

自分の場合は、思考することの多くは文章を書くこととつながっていて、そのための道具にはアウトラインプロセッサ的なツールのがいいかなと思う。

マインドマップを描くための7つのルールをまとめておく。

  1. 「用紙」に:無地でA4かA3の紙を横長に置く
  2. 「セントラルイメージ」を:イメージを最初の5分で握りこぶし大に書く
  3. 「カラー」で描いて:とにかく色を使う
  4. 「枝(ブランチ)」を広げていき、その上に:滑らかな曲線を太さのメリハリをつけて文字とのバランスを考えて描く
  5. 「単語(言葉)」を書いていく:1ブランチ1ワード
  6. 「構造化」:階層と序列を意識する。作った後から分類してもいい。
  7. 「TEFCAS」:Trial, Event, Feedback, Check, Adjust and Success。とにかくやってみる。

ふだん使いのマインドマップ 描くだけで毎日がハッピーになる

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