数学ガールの秘密ノート やさしい統計
「数学ガールの秘密ノート」シリーズの最新版「やさしい統計」、Kindle版が出たので11月10日に購入し、「場合の数」を飛ばして読み始めた。2016年最後のジンバブエへの出張に向かう機内で読み終えた。
「数学ガールの秘密ノート」シリーズは、すごーくやさしいところから話が始まって、ある部分で一気にレベルが引き上げられる感じを持つ。「やさしい統計」では、グラフの見方*1から始まって、この本では「第3章 偏差値の驚き」くらいでグッと引き上げる部分があったかなと思う。
標本による母集団の推定の部分を続編で読んで見たいなあと思う。
追記
気づいたら「数学ガール」ファンの子供が結城先生のメッセージ入り「書籍版」を入手していた。自分から進んで手を伸ばしてくれるようになって嬉しい。そしてちょっと羨ましい。
*1:グラフはグラフを描く人の意図が入っているという話。統計とは直接関係ないように思えるかもしれないが、とても重要なこと。