算数・数学が得意になる本

この本を読んで算数・数学が得意になるかというとどうかなと思うが、小学校から高校までの算数・数学で陥りそうな点の指摘は確かだと思う。
算数・数学教育の中で必要だと思うのは、ロードマップを見せることと、コンピューターなどを使って視覚などの感覚でも理解させるような努力をすることだと思う。ロードマップは、小学生に理解させるのは難しいのかもしれないが、高校生なんかには示してあげないと、今、自分たちの学んでいることがどのようなことに繋がるか理解できず、やる気を失わせることになるだろう。コンピューターをだって、我々が子供の頃とは使われ方や性能が大きく違うのだから、小学生にだってうまく利用させたらいいと思う。

算数・数学が得意になる本 (講談社現代新書)

算数・数学が得意になる本 (講談社現代新書)