2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本がわかる経済学

この本のミクロ編にあたる「思考をみがく経済学」を読んでから半年ほど経ってしまった。 経済学の知識がない人にどうやってマクロ経済に関心を持ってもらうか、飯田先生の工夫が見られる。経済政策は人々の幸福のためにあることから始まり、経済政策は成長政…

知ろうとすること

数学文章作法を読み終えたのち、バンコクでの長い乗り継ぎ時間の中読み始め、ダッカの宿に着いても読み続けて読了。 福島第一の原発事故直後、早野先生がどうして情報発信を始め、継続したか、糸井氏がどうやって早野先生と繋がったか、その後二人がどのよう…

数学文章作法

ダッカに向かう途中のバンコクで読了。 自分の考えていることを読み手に伝えるためには、どれだけていねいに文章を準備しなければいけいか について、それこそていねいに書いてある。数学的な部分を除いても、語句から文、段落、節・章、文章の構造、読者の…

鳥獣戯画展

明日からの出張を控え、行っておかなければと思っていた「鳥獣戯画展」へ。13時半頃に東京国立博物館に到着すると、館外の待ち時間は90分ということだった。日差しが強く、一番暑い時間帯で屋外で立ち続けるのは辛かったが、1時間ほどで館内に入ることができ…

『21世紀の資本』のパワー

Voice 2015年3月号に掲載された記事を電子化したもの。これが事実上の『21世紀の資本』の山形さんの「訳者解説」。 今年の1月10日に行われ、その後、Synodosでまとめられたトークイベントと重なる部分もあるけれど、Voice論説のほうが包括的な「訳者解説」に…

ネオアベノミクスの論点

2013年の春頃からアベノミクスの次(アベノミクスに足りないことや、デフレを脱却できた時の次に行うべき経済政策)について若田部先生が情報発信していたこと(オープン・レジームとクローズド・レジーム)や、昨年の12月20日に荻窪ベルベットサンでの田中…

根津美術館

根津美術館に燕子花図屏風と紅白梅図屏風を見に行った。この2つが同時に見られるのは、昭和34年に天皇皇后両陛下ご成婚記念として展示されて以来、56年ぶりとのこと。 もちろん、この2つの図屏風をじっくり見たけれども、「蔦の細道図屏風」もよかった。どれ…