2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
鉱工業生産指数と労働力調査、一般職業紹介状況が発表になった。 鉱工業生産指数 生産・出荷・在庫指数速報 平成22年5月分 生産は持ち直しの動きで推移 今月は、生産、出荷が低下、在庫、在庫率は上昇であった。 製造工業生産予測調査によると、6月、7月とも…
先週末からカナダでG8、G20の2つのサミットがが相次いで開かれた。 外務省: G8ムスコカ・サミット首脳宣言:回復と新たな始まり(主要なポイント) 外務省: G20トロント・サミット首脳宣言(主要なポイント) G8での「G8ムスコカ・イニシアティブ 妊産婦,新…
タイトルはインパクトがあるというかルポルタージュ的な印象を受けるが、ご本人もおっしゃるとおり、この本は「平成大停滞と昭和恐慌」や「構造改革論の誤解」など、著者のこれまで書いてきた本のエッセンスが凝縮されているという印象。この本について批判…
平成17年基準 消費者物価指数 全国 平成22年5月分 概況 総合指数は平成17年を100として99.7となり、前月比は0.1%の上昇。前年同月比は0.9%の下落となった。 生鮮食品を除く総合指数は99.3となり、前月比は0.1%の上昇。前年同月比は1.2%の下落となった。 …
政府経済見通し 平成 22 年度の経済動向について(内閣府年央試算) 平成22年度の実質GDP成長率は政府経済見通しを上回る2.6%程度と見込まれる。名目成長率は実質成長率を下回る1.6%程度となり、デフレ脱却に向けて政策努力の継続が必要である。 消費者物価上…
日本では土曜日に日本VSオランダの裏番組だった沖縄返還を巡るNHKスペシャル。NHKワールドプレミアムでは今日の午後6時(東南アジア時間)だったので見ることができた。 NHKスペシャル: 密使 若泉敬 沖縄返還の代償 番組を見て驚いたのはアメリカ側にとって…
民主党も自民党も完全に消費税あげ路線に行っているし、どこかの首相も街頭演説で「ギリシャのようになっていいのか」とか言ってるし、何だかいやな感じなのだがこの2つもいや〜なものだった。 【金曜討論】財政再建 吉川洋氏、小野善康氏 - MSN産経ニュース…
中国がリーマンショック以降続いたドルペッグを終了させるという発表をしたとのこと。 Further Reform the RMB Exchange Rate Regime and Enhance the RMB Exchange Rate Flexibility - The People's Bank of China Spokesperson of the People´s Bank of Ch…
「新成長戦略」参考資料 成長戦略により、2020年までに需要面で年率1%、供給面で年率0.7%の成長が見込まれると考えているらしい。 で、CPI(総合)を2011年度にはゼロにするといっているが、CPIゼロでは不十分だろうし、どうやってやるかは書いていない。デ…
月例経済報告(平成22年6月) 景気は、着実に持ち直してきており、自律的回復への基盤が整いつつあるが、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある。 輸出は、緩やかに増加している。生産は、持ち直している。 企業収益は、改善している。設備投…
OECDのDACから日本の援助レビュー報告書が出ている。 DACによる日本の政府開発援助(ODA)の審査 日本はODAの質を向上させているが、最も増加させるべき - OECD東京センター Japan (2010) DAC Peer Review - Main Findings and Recommendations 援助戦略部分…
はやぶさの帰還の次はイカロスの翼。 2日前に[twitter:@ikaroskun]と[twitter:@DCAM2]の会話(DCAM2の分離)を見ていたけれど、DCAM2からの映像が届いたらしい。 〜翼を広げて〜 IKAROS(イカロス)専門チャンネル 「IKAROS」は「IKAROS = Interplanetary Ki…
この前ちょっとだけ取り上げてみた産業構造ビジョン、報告書を読む時間はないのでプレゼン資料だけざっと見てみた。 産業構造審議会産業競争力部会 - 概要 現状認識もこれからの方向性もよく書かれているとは思う。ただ、思うことがいくつか。 まず、現状認…
昨日、今日と日銀の金融政策決定会合が行われた。政策金利は0.1%を維持、経済の現状の認識や見通しはこれまでと変わることはないよう。 当面の金融政策運営について わが国の景気は、海外経済の改善を起点として、緩やかに回復しつつある。すなわち、新興国…
現在住んでいるアパートではESPNやタイのメディア企業Trueのチャンネルを見られるが、どうも ワールドカップの試合を継続して中継するようなチャンネルはないなと分かってきた*1。しかし、まさか日本vsカメルーン戦の中継がないとは思わなかった。 仕方ない…
小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C) - JAXA ワールドカップ進行の関係でNHKワールドプレミアムでは10日のクローズアップ現代も放送されず、ビエンチャンの外に出ていたのではやぶさの帰還が13日の夜だということをすっかり忘れていた。Twitterのタイムライ…
今日は主にポンサワンの町の中をぐるぐると回り、14時20分の飛行機でビエンチャンに戻る。 往路より一段と雲が少なく、飛行機からの景色がよく見えた。Phu Bia鉱山か?というものやナムグム湖 デンサワンのゴルフ場を眺めつつビエンチャンに戻る。降り立った…
昨日は朝から雨が降っていたので外に出られなかったが、今日は雨は大丈夫そう。ビエンチャンよりも1000メートルくらい高いので、気温も6度くらいは低い。朝から霞がかかったような景色を見ることができる。 山を下りて町を散歩に行く。国道7号線のこの町のメ…
今回の宿は「地球の歩き方」に載っていたPhouphadengに泊まる。「コテージ風リゾート」と書いてあったけれど、本当にコテージ。ポンサワンを見下ろす山の上にあって、町をこんな風に俯瞰することができる。スクリーンのよう。 部屋にはテレビもないので、夕…
13時の飛行機でまだ行ったことのなかったラオス東北部*1のシェンクワン(Xiengkouang)県へ。1時間も乗らないうちにポンサワン(Phonsavan)の空港に到着。ホテルに荷物を下ろし、石壺遺跡のジャール平原のサイト2、サイト3に向かう。 まずサイト3へ。田んぼ…
世銀からGlobal Economic Prospects Summer 2010が発表になっている。 GEP2010 2012年までの世界の地域ごとの経済成長見通がこちらに。世界全体のGDP成長率の見通しは3.3-3.5%程度。経済の回復はゆっくりとしたものになると考えられている。先進国は2.2-2.7%…
2010年1-3月期のGDP2次速報が発表になった。 2010(平成22)年1〜3月期四半期別GDP速報(2次速報値)I. 国内総生産(支出側)及び各需要項目 2010(平成22)年1〜3月期四半期別GDP速報(2次速報値)II.形態別国内家計最終消費支出、形態別総固定資本形成及び…
2010年5月の景気ウォッチャー調査の結果が発表になった。 景気ウォッチャー調査(平成22年5月調査結果(抜粋)) 景気ウォッチャー調査 平成22年5月調査結果 5月の現状判断DIは、前月比2.1ポイント低下の47.7となり、6か月ぶりに低下した。 家計動向関連DIは…
「世界経済の潮流 2010年 I」が発表されている。 世界経済の潮流 2010年 I 概要版 その1 概要版 その2 概要版 その3 全文はちょっと見ていられないので、概要版にざっと目を通す。 第1章は世界経済、アジア・アメリカ・ヨーロッパ経済のレビュー回復しつつあ…
第14循環の景気の谷が暫定的に決められた。 景気基準日付の暫定設定について 資料1 資料2 2009年3月が第14循環の景気の谷と見られるとのこと。第14循環の景気の山は2007年10月*1と暫定的に決められているので、景気後退期は17ヵ月になる。1951年以降の景気循…
MacBookの辞書の変換で働いているので、今日は主に読書の日。何冊かの本を同時に読むが、この本は一日でささっと読み終えることができた。 雑誌の記事+プラス対談でささっと作ったもので、ある意味賞味期限の短い本かも知れない。それがために鳩山内閣が倒…
首相交代のごたごたで全く話題になっていなかったが、G20の財務省・中央銀行総裁会合があった。 Communiqué Meeting of Finance Ministers and Central Bank Governors, Busan, Republic of Korea June 5, 2010(日本語版) 6月25、26日にトロントでサミット…
アパートが午後停電だというので、昼過ぎにメコン川沿いの散歩に行って、そのまま帰りにWat Ho Pakeo、Wat Si Saketに寄ってみた。 Wat Ho Pakeoは、現在、バンコクのワット・プラケオにあるエメラルド仏がここにあったと言われているところで、本尊が安置さ…
「これまでにない経済学の入門書」と思い、今も手元に置いてある「経済学思考の技術」をさらに普通の人向けに分かりやすく書き直したような本。飯田先生とブルくん、ベアくんの会話で小気味よく読み進むことができる*1。 とはいえ、経済学をそれなりに学んだ…
昨日日本記者クラブで日銀の白川総裁が講演をしたらしい。演題は「日本経済とイノベーション」。その内容はこちらにある。 日本経済とイノベーション ざっと見ると、経済の安定化ではなく経済成長のため。少子高齢化による労働人口の伸び低下と生産性の低下…