Global Economic Prospects 2010

世銀からGlobal Economic Prospects Summer 2010が発表になっている。
GEP2010
2012年までの世界の地域ごとの経済成長見通がこちらに。世界全体のGDP成長率の見通しは3.3-3.5%程度。経済の回復はゆっくりとしたものになると考えられている。先進国は2.2-2.7%程度、途上国は6%程度の成長が見込まれており、やはり中国(8.2-9.5%)、インド(8.2-8.7%)の他、インドネシア、ナイジェリア、バングラデシュなどの成長率が高めに見積もられている。
欧州の債務危機が世界経済の混乱要因になる可能性があること、先進国における資金需要の増加が途上国における資金調達コストの上昇に繋がり、経済成長を阻害する可能性があることを指摘している。