2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

飯田のミクロ

モザンビークの北部を回りながら読んだ。移動する飛行機の中で読了。 普通のミクロ経済の教科書は部分均衡分析を学んでから一般均衡分析に入り、一般均衡分析はちょこっと扱う程度*1。でもこの本は消費者や企業の行動原理を説明して一般均衡分析に向かうのが…

ウェブで政治を動かす

初めてKindle版の(コミックでない)本を読んだ。「新しかった」(第3世代)iPadで読んだので少々手が疲れた。 審議会方式の問題点*1、ソーシャルメディアとマスメディアの関係、ネット世論、ネット選挙、政治家のソーシャルメディア活用、ソーシャルメディ…

国際貢献のウソ

主に平和構築畑で国際NGO、国際機関、日本政府で働いてきた著者の見る援助の世界とその改善について。多くは自分の仕事に関連する、特に4章部分は自分の仕事と完全に重なる部分で著者の言うことに理解できる点も多い。 財政状況が厳しい中、日本政府は円借款…

iPS細胞

これも前々から読もうと思っていたのを山中教授のノーベル生理学賞受賞を機会に手に取った本。日本からモザンビークに向かう機中で大部を読んだ。 ノーベル賞受賞直後から改めてiPS細胞の意義がTVなどでも放映され、この本の著者の八代さんもよくお見かけす…

ブレイクスルーの科学者たち

今年のノーベル生理学賞受賞が決まった山中教授を筆頭に、11人の科学者の活動が取材されている。科学者たちの研究のエピソードには、複数の分野にまたがる分野だったり、ニッチなものだったりという話が共通している。こういう状況の中、多くの人はグループ…