日本史の一級資料
大学を受験する頃には歴史か考古学の道にも進みたいなと思っていたが、当時、このような本があったら本当にそちらの道に行っていたかもしれない。
この本を読んで感じるのは、歴史学は編集の学問だなということだし、常に書き換えられるをこと前提に成り立っているものなのだということ*1
この本では特に、均整に似ついて書かれている。日本の近世史と言えば、既に固まったものが出来上がっているように思うけれど、ディテールを明らかにしたり、教科書に載っていたような出来事の変更*2を迫るほど、まだまだすべきことが多いのだと思った。
- 作者: 山本博文
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/05/17
- メディア: 新書
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