スタバではグランデを買え!

「経済学の教科書と現実の経済は違う」というのはよく言い古されたいい方であるけれど、この本は「取引コスト(または機会費用)」を大きな切り口に経済学と現実のギャップを埋めることを試み、かなり成功していると思う。どの章の話題も本当に最近の身近なことに基づいていて、普通に考える「世間知」と逆な結論になっていることも多い。こういう考え方もう少し広まっていけば、「トンデモ」な経済政策も減ってくると思うんだけど...。

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

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