アップルとグーグル
行き帰りの新幹線や実家で読む。
両方の著者の本とも読んだことがあるのであまり新しいことは書いてないかと思ったが、そうでもなくページの端を折ることになった。
アップルとグーグルという、いま現在活きのいい会社の似ているところ、異なっているところをこれだけ並び立てた本は初めてかもしれない。以下、ページを追った場所を書いておく。
- 日本ではITは通信業のようにとらえられているが、Webは場(スペース)で、ネットワークが生む思考(クラウド)そのもの。日本で世界に通じるネットベンチャーが出てこないのは、この部分をホントには理解していないから。
- マイクロソフトはネットに繋がる中空の穴=のトップをNetscapeから奪ったが、その穴を塞いでしまった。Yahooなどは、ネットの穴をポータルで広げようとし、その後、Googleは穴の中を整理してネットの制圧を図った。
- Googleはネット上の情報を整理する仕事、Appleはネットへのインターフェースを人間に優しいものにするという役割分担ができてきている。
- 作者: 小川浩,林信行
- 出版社/メーカー: インプレスR&D(インプレス)
- 発売日: 2008/04/21
- メディア: 単行本
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