音楽は自由にする
妻が買った「音楽は自由にする」が家にあったので、昨日と今日とで一気に読む。基本的に坂本龍一は僕の方が好きなのだけど、なんで手に取ったんだろう。
以前からほんとかブログとか読んでいたので音楽を通じて考えてきた脱西欧(その働きの一つが電子音楽だったり民族音楽だったりする)が他の世界でも同時進行しているというような考え方走っていたけれど*1、それに至る過程(子供の頃からの積み重ね)を読むことができるのはファンとして嬉しい。
ちょうど、YMOの映像を集めたベスト盤のようなDVDも買っていたので、本を読む合間にビデオを見ていたのだが、「cue」で坂本龍一がドラムをたたいている直後にそのエピソードを読み、「そういえば二人の名前しかクレジットになかったな」と思い返す。
「やっぱり」と感じたのは1993年のXYMOのエピソード。当時、自分は喜んで東京ドームに行ったんだけど、やっぱりいろいろあったみたいということ。それで最近YMOの活動をスタートさせてもこの時代の曲はやらないわけか。
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