投資銀行モデルの終焉

ロイターのこの記事が興味深い。

証券会社ということでFRBの監督下になかったゴールドマン・サックスモルガンスタンレーが銀行持ち株会社になり、FRBの監督下に入った。自己資本規制比率を満たさなければいけなくなり、これまで借入金を活用してレバレッジを効かせてきたビジネスモデルが信用収縮で仇になってしまったというのも皮肉だ。

(9月23日追記)
この記事が興味深い。

100年に一度・・・・まさにこれも100年に一度の歴史的ムーヴメントと言っていいだろう。

やはり大きな出来事なんだと感じる。

日系金融機関の存在感

投資銀行の曲がり角のニュースに加え、アメリカ金融業界の再編が起こる中で国内に閉じこもっていた日系金融機関が再び海外に進出するような動きを見せている。

私が大学を出る頃はバブルの終わる頃で、まだ日本の金融機関は国際指向が強かった。しかしその後海外から撤退する時代になり、すっかりDomesticな空気に飲まれていた。知り合いの中でも、これまでずっと国内で仕事をしていた人が海外勤務になるケースが出てきている。急に海外に出されて対応できるのかなとちょっと疑問も感じるのだけど。
ところで、中東のソブリン・ファンドが今回は出てこないのはなぜなんだろう。