日系金融機関の存在感

投資銀行の曲がり角のニュースに加え、アメリカ金融業界の再編が起こる中で国内に閉じこもっていた日系金融機関が再び海外に進出するような動きを見せている。

私が大学を出る頃はバブルの終わる頃で、まだ日本の金融機関は国際指向が強かった。しかしその後海外から撤退する時代になり、すっかりDomesticな空気に飲まれていた。知り合いの中でも、これまでずっと国内で仕事をしていた人が海外勤務になるケースが出てきている。急に海外に出されて対応できるのかなとちょっと疑問も感じるのだけど。
ところで、中東のソブリン・ファンドが今回は出てこないのはなぜなんだろう。