代々木公園
子供の冬休みの宿題で災害時の避難場所までの経路を確認するというのがあったので、歩いて代々木公園に向かう。代々木公園に来るのはどうやらこの時以来みたい。下の子がちょうどお下がりの自転車をもらったとき。
久しぶりに来てみると、ずいぶん変化があったように見える。休憩所が新しくなっていたり(これは2年前には新しくなっていたようだけど、記憶がない)、ドッグランの人がますます増えているようで登録制になっていたり。
上の子が2歳くらいになった時から隣の代々木小公園に連れて行くようになり、自転車の練習のために代々木公園に来ていた。でもいつの間にかそんな日々も子供とのよい思い出になった。子供と代々木公園に来るなんて、これで最期なのかも知れないなあ。
僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか
2012年のお正月には「ニッポンのジレンマ」をそこそこ楽しんでみたけれど、今年のお正月はもう見なかった。それだけではなく、最近はテレビの討論番組はもうほとんど見ることがない。
討論に参加する人全員というのはハードルが高いかもしれないけれど、少なくとも討論のモデレーターはこの本に書かれているような「議論のフレームワーク」を持っていなければいけないはずなのに、そうなっていない。そういう意味での年齢じゃない「新世代」が増えてくることを望みたい。
あと、この本の印象的な部分は、「普通の人たちがどのように世の中をよくすることに参加するか」という部分。大きく世の中を変えて行こうというのではなく、生活の中で感じたちょっとした不便(バグ)を取り除いていこう、そのために一つのトピックについてという視点。ウェブで政治を動かすより具体的に政治とか社会に関わりを持っていこうと呼びかけているように感じる。
僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想 (幻冬舎新書)
- 作者: 荻上チキ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/11/30
- メディア: 新書
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