パソコンで文章がうまくなる!
最近重たい文章が続いたので、軽く読めるものをチョイス。といっても読み流してしまうものではなく、「そうだな」と思わせてくれた。
この本のツボは段落(ブロック)ごとに主題を明確にしてその構成に留意したり不要な部分を捨てていくということで、ある種当たり前のように見えるけれど、文豪の文章を直してみたり、著者の文章の作り方を疲労したりで、具体的で面白かった。
自分の文章の欠点も出てきているような気がしたので、忘れないように書いておくことにする。
- 「私は...と考える」という文章は、自分の考えをまだ完全に把握できていない証拠
- ()を入れるならば文章を区切れ
- 文章の主語、述語ははっきりしているか
- 1テーマ1ブロックの原則を守る
- テーマが複数になりそうなときは、別の文章にすることを考える
- 「まったく」「ほとんど」「すべての」などの余計な修飾語がないかチェックする
- 伝文体表現「〜らしい」「〜だそうだ」をチェックし、できるだけなくす
- 「〜という」「〜のような」などの曖昧語を省く努力をする
それから、著者が薦めているアウトラインプロセッサは、「AUTLA」というソフト。
パソコンで文章がうまくなる! (青春新書INTELLIGENCE)
- 作者: 鐸木能光
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 新書
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