冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見

何年か前*1にバイクを使って世界一周をする話を同じく日経文庫で読んだ。その時（1990年代初め）に比べると、各地の経済成長についてやや悲観的になっているみたい。
著者の視点は、

• マーケットの力を強く信じている。
• 歴史的な視点、長期的な視点を持っている。
• 皆と逆（一歩前）の考え方をする。

という風に集約できると思う。一番有望だと感じているマーケットは中国。しばらくは金融市場でなく商品市場、アフリカの開発は債務を完全に放棄し、（NGOも含めた）援助をしないことだそうだ。

冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫)

冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 (日経ビジネス人文庫)

*1:文庫が発売されて間もなくだったと思う