先生はえらい

「はじめに」の部分でいきなり

あなたが『えらい』と思った人、それがあなたの先生である

と定義してしまって、

人間が誰かを『えらい』と思うのは、どういう場合か?

を考えていく本。でもその過程で恋愛と学びは似ているとか、学ぶとはどういうことかとか、コミュニケーションはどんなものであるかとか、いろんなところを旅しながら最後にきちんと「先生はえらい」に帰ってくる。学ぶの根本的な意味を考えさせる本だった。

先生はえらい (ちくまプリマー新書)

先生はえらい (ちくまプリマー新書)