「世界征服」は可能か?

と言われれば、何となく「可能じゃない」という結論がくんだろうなと思いながら読み始めたが、特に前の方は通勤の行き帰りの電車で笑いをこらえるのに苦労した。
しかし後半は「征服」とか「支配」とか「悪」というものを深く考えたり、「自由市場経済」や「情報社会」への対抗、「パックス・ロマーナ」の考え方などなかなか面白い。自分の場合、今の社会の価値観にちょっと対抗したいこともあるが、とても「世界制服」できるレベルまで達しないな。