読書進化論

読書するだけでなく、書くこと、書いたものを売ることまで書いた、新しいタイプの読書本。こんな書き方ができるのも著者の「読者が進化するためには、情報の発信や編集することが必要である」という思いからなんだろう。URLや参考文献をたくさん載せたりするところ、著者の新しい試みをいろいろ感じさせることができるし、著者の本に対する思いも感じることができる。
これ以外には、「読書は著者との対話で、読書を通じて読者は著者(や著者の篤かった話題を)疑似体験できる」という考えが記憶に残った。少なくとも、自分はこの著者とはきちんと対話できそうだと感じた。「お金は銀行に預けるな」はすでに読んだが、去年、矢継ぎ早に出版された本にも手を伸ばしてみよう。