日米一段の金融緩和
日米で同じタイミングで中央銀行の政策決定会合が行われ、それぞれ新しい政策を発表している。
日銀は政策金利は据え置いたが長期国債の買い切りの増額と、直前の銀行の劣後ローンの引き受け。最近ではCP買い入れ額の増加のため、CP金利が短期国債金利を下回っているらしい*1。
FRBも約50年ぶりの長期国債の買い入れ。
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*1:個人的には、これを「市場機能の破壊」とは思わないけど。もともとこんな状況で市場機能が正常に働いているとも思えないし、民間企業の資金需要を満たすのが先決では?