日銀展望レポート

日銀の「経済・物価情勢の展望(2009年4月)」の要旨が公表になった。

2008年から2010年のGDP成長率、生鮮食料品を除く消費者物価指数(コアCPI)の対前年度比の見通しはこのようになっている(政策委員見通しの中央値)。

項目 2008年 2009年 2010年
GDP -3.2% -3.1% 1.2%
コアCPI 1.2% -1.5% -1.0%

GDP成長率の予測は今年1月のマイナス2パーセントの予測からさらに引き下げられている。コアCPIも引き下げ。コアCPIで今年、来年と
マイナス成長を見込んでいる。
この結果を受けた政策委員会・金融政策決定会合でも政策金利目標値は0.1パーセントのまま。新たな政策手段の発表はなかった。

追記(5月1日)

「経済・物価情勢の展望」の全文が公表になった。