7月の経済統計速報

8月もあっという間に月末が近づき、7月の消費者物価指数労働力調査の速報が発表になった。

消費者物価指数

概況

  1. 総合指数は平成17年を100として100.1となり,前月比は0.3%の下落。前年同月比は2.2%の下落となった。
  2. 生鮮食品を除く総合指数は100.1となり,前月比は0.2%の下落。前年同月比は2.2%の下落となった。
  3. 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は98.4となり,前月比は0.3%の下落。前年同月比は0.9%の下落となった。

コア指数の下落率は3ヵ月連続で過去最大を更新とのこと。

総合指数、コア指数、コアコア指数とも、指数の下落はもう1年続いている。

労働力調査

要約

  • 7月の就業者数は6270万人と1年前に比べ136万人減少
  • 7月の完全失業者数は359万人と1年前に比べ103万人増加
  • 7月の完全失業率(季節調整値)は5.7%と前月に比べ0.3ポイント上昇し,過去最高

季節調整済み完全失業率がとうとう過去最高を更新している。

グラフを見ると、ここ数ヵ月は数万人の増加だった完全失業者が前月比で11万人の増加。これは季節要因か。