バカヤロー経済学

「99.9%は仮説」などサイエンスライターの世界と竹内薫と「先生」の対談で経済学の基礎や日本の政治と経済の間の話が綴られている。「先生」が書いたものはあまりにも突飛というか過激なものに見えるので、こういう形で人に話し、その人に書いてもらうという形式がいいのかもしれない。読みやすいなと思った。この本ではこれまで以上に「先生」は小さな政府の分権型国家を指向しているようだ。
この本を読むと、民主党政権になってもまだまだ「道半ば」なのかなという気もする。やれやれ。

バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5)

バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5)