日銀短観

12月の日銀短観が発表になっている。
短観(要旨)(2009年12月):日本銀行
短観(概要)2009年12月
業況判断DIの推移をグラフにしてみるとこんな感じ。大企業は製造業・非製造業とも回復傾向でこの先の見通しも上昇傾向だが、それ以外は現状のまま推移というような感じで、二極分化しつつあるようにも見える。

その他の特徴は、

  • 為替レートは想定よりもやや円安水準に振れ、収益低下の要因になっている。
  • 海外での売上は輸出が伸びて上方修正しているが、国内は下方修正でデフレの影響もある様子。
  • 設備投資は下げ止まらず、過去最悪になっている。
  • 企業金融は改善の方向。