鳩山由紀夫の政治を科学する - 帰ってきたバカヤロー経済学

前回の出張時に持ってくるのを忘れたので次期を逸した感もあるが、帰ってきたのはこの本だけでなく、「先生」も。

前著と同じく、小気味いい床屋談義のような感じ。民主党のマニュフェストを公共選択論的なアプローチで分析している。子ども手当もムダの削減も地域主権も政党支持者と浮動層のための政策として、きれいに説明している。
一つ予想外だったのは、内閣の支持率がここまで急激に落ちてしまって、本書の賞味期限切れが早くなってしまう可能性があることだろうか。