世界銀行グループのデータ公開ポリシー

世界銀行がこれまで以上に統計データを公開することにしたらしい。

World Development Indicators (WDI) の2010年版も出たらしいが、この統計データもフリーでアクセスできるようになった。
Data Catalog | Data | The World Bank
WDIだけではなく、Global Development Financeとか、African Development Indicatorsとか、Global Economic Monotorとかいろいろな統計のデータをダウンロードできるだけではなく、データーベースにアクセスするためのAPIも公開されている。
思えば、学生時代だった1993、4年くらいから毎年WDIを買ってきた。最初の頃はフロッピーで、Macintoch SE/30上でSoft PCというソフトでDOS上でSTARSとかいうソフトを動かしてきた。そのうち、CD-R版になり、最近ではOn-line版もあった*1
これからはCD-Rを使わずにWDIや今までは購入出来なかったそれ以外の統計のデータにアクセスできることはうれしい。データーベースのAPIも公開されたので、これからは使い勝手のいいデーターベースソフトや、グラフ化するソフトも出てくるんだろう。
iPhone/iPod touchで動くこんなソフトもあるらしい。


追記(4月24日)

iPhoneのDataFinder試しに使っているけど、IndicatorがCまでしか出ない。なんで?
開発者とおぼしき人に質問してみた。
Development data in your pocket

追記(5月16日)

開発者の人が問題に気付いてくれたみたい。修正版を作ってくれ、既にAppleの審査待ちとのこと。

追記(6月8日)

審査に妙に時間がかかったようだが、修正されたVersion 1.2が出ている。ちゃんとD以降のデータを扱える。

*1:でも、ネットワーク環境の悪い途上国で仕事することもあったので、自分は専らCD-R版を買っていたが。