日米欧の政策金利

合わせて、日米欧の政策金利の推移を見てみようとデータを探す*1。こちらに各国の政策金利が比較できるデータがあった。

これをグラフ化してみた。

地を這う日本とそれ以外という感じか。
5月10日に取り上げたギリシャ債務問題の中で、
ギリシャ問題が起きたのはギリシャ人が怠け者や嘘つきだったからではない - Market Hack(外国株ひろば Version 2.0)

アメリカとヨーロッパの政策金利の差が開いたときに欧州各国の経済の「実力の差」が露呈し、南欧などの体力の無い国がプレッシャーに晒される

米国と欧州の金利政策ならびに量的緩和政策のアシンメトリー(非対称)こそがギリシャ問題の元凶

という言葉の意味を知りたいと思っていたが、図の点線部分のことだというのが分かる。2000年のITバブルの時と比べても、リーマンショック時はECBやBOEの対応は遅かった。

*1:日銀のWebページにはここに米・欧・英・加の政策金利しか載ってない(自国の政策金利の推移が載ってない)。もちろん他の資料で追うことはできるが、これはちょっと不親切ではないか?