伝説の教授に学べ!

この本、前月の8月のラオス出張の時にもってきて読み始めていたが、途中で中断してしまい、長い間放置していたので、今回の出張に際してまた最初から読み直した。すらすらと読める本なのに。
対談形式の本だが、金融政策は資産の絶対額じゃなくて他国と比べた相対的な変化が大事とか、資産価格の変化は素早いが財や労働の価格は粘着敵でそのギャップのために起こる問題があるとか、ゼロ金利下では貨幣と短期国債が「ほぼ同じ」になるので、長期国債への働きかけが必要とか、金融緩和による円安は(中長期的には)近隣窮乏化は起こさないとか、重要な話がちりばめられている。中身が濃い本。

伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本

伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本