大阪維新 橋本改革が日本を変える

ビザの更新のため、サバナケットとウドンタニに往復する車中と、ウドンタニのショッピングセンターで読んだ。
第1章と第7章の日本経済の苦境や欧州経済の東側への拡大が書かれている部分はちょっとなあと思うが、自治体の持つストックの有効利用の必要性、日本では重大な政治イシューはなく、二大政党制はなじまないという話、経済インフラへの投資からライフインフラへの投資への切り替え、大阪の問題は、国際空港の発展の遅れと都市軸の拡大の失敗にあるという話はなるほど、と思いつつ読んだ。
橋本現市長の前の前の関元市長時代に着手した市政改革(68事業の見直し)についても書かれている。この辺のことはもうちょっと詳しく知りたい。
最近、四つ橋線を改良して南海線や阪急線と相互乗り入れする構想に関する記事を見たけれど、それについても書かれている。御堂筋の東側と西側の開発の格差(地価の違いにそれが端的に現れている)を解消したいと。確かに、自分が学生の頃、何度か四つ橋線に乗って厚生年金会館に行ったことがあったけれど、なんでこんな線があるのかな、これなら御堂筋線複々線にした方がいいのでは、と思ったことを思い出した。

大阪維新  角川SSC新書  橋下改革が日本を変える (角川SSC新書)

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