インクジェット時代が来た
クリス・アンダーソンの「Makers」で取り上げられたように、ここ数年3Dプリンタがキーテクノロジーとして取り上げられる機会が増えているけれど、この本はもう少し幅広く、インクジェット印刷技術の広がりについて書いている。
紙への印刷しか意識していないと、インクジェットというと、レーザー印刷よりも前の技術のように思ってしまうけれど、紙以外のもの(アパレル分野、建材、立体物)や3Dプリントのような広がり(トランジスタの製造、鋳物、医療への応用)を考えたとき、大きなフロンティアが広がっているんだなということを感じた。
インクジェット時代がきた!?液晶テレビも骨も作れる驚異の技術? (光文社新書)
- 作者: 山口修一,山路達也
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/07/06
- メディア: Kindle版
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る