徳川将軍家十五代のカルテ

最近売れている新書の一つらしい。他の本を読んでいたのだが、この本に乗り換えて2日ほどで読んでしまった。徳川家の人々がどのような病気で亡くなったかということを文献や遺体の調査結果などから分析している。大樹寺の将軍の位牌のことは知っていたけれど、綱吉の位牌が120センチ台しかないなんて覚えてなかった。読んでいて感じるのは、とにかく子供が成長せずにたくさん死んでいること。子孫を残すというのは今だけではなく、昔から大変なことだったようだ。
なんとなく全体的に文章がこなれていない印象を受けた。

徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)

徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)