中東産油国の財政

NIKKEI NETにこんな記事が。

原油価格の急落が中東産油国の財政を圧迫し始めた。米原油市場で1バレル70ドルを割る価格の急落でイランでは財政赤字が拡大、歳入の8割を原油収入に頼るサウジアラビアでも来年度予算の編成に影響を与える水準に近づきつつある。原油価格高騰を背景に財政支出を膨らませた反動が出た形だ。金融危機に加えて、高成長を支えてきた原油収入の減少は産油国経済に打撃を与えかねない。

近々、OPECの緊急総会が開かれて原油の生産量の原産が決まるようだが、これがまた実体経済に影響を与えそうで、何ともいや〜な感じ。
たしか、カタールも財政収入の中で原油収入が半分以上あった気がする*1

*1:これから天然ガスが主力になるのだからこちらに切り替えられればいいんだけど、まだそれができていなかったはず。