労働力調査、非正規労働者の雇止め等の状況

総務省労働力調査(平成21年3月分)が発表になった。

  • 3月の就業者数は6245万人と1年前に比べ91万人減少
    • 就業者数は14か月連続の減少
  • 3月の完全失業者数は335万人と,勤め先や事業の都合による者が増加したことから,1年前に比べ67万人増加
    • 完全失業者数は5か月連続の増加
  • 3月の完全失業率(季節調整値)は4.8%となり,前月に比べ0.4ポイント上昇

データを細かく見ると、就業者数の増減は昨年2月からずっとマイナスになっている。3月の9万1000人の減少はざっとデータを見た中でも最大の落ち込みじゃないかと思う。失業率も昨年10月から一貫して上昇傾向にある。

また、厚生労働省が発表した下のプレスによると、2008年10月から2009年6月までの非正規雇用の契約打ち切り件数は、20万7000人に及ぶと見込まれるとのこと。

この先どうなるか分からないが、2008年12月で48500人、2009年3月に44800人が契約打ち切りになったとのこと。