景気ウォッチャー調査

これまでチェックしてこなかった、内閣府景気ウォッチャー調査もチェックしていくことにする。

今日発表された5月の結果を見ると、

5月の現状判断DIは、前月比2.5ポイント上昇の36.7となり、5ヵ月連続で上昇した。
家計動向関連DIは、新型インフルエンザの影響により、旅行・飲食関連を中心にキャンセルの急増や売上の減少等があったものの、環境対応車の購入に係る減税・補助、グリーン家電の購入に係るエコポイント付与、定額給付金の給付やプレミアム付き商品券の発行、高速道路料金の引下げによる需要増がみられたこと等により、上昇した。企業動向関連DIは、受注や出荷が下げ止まりつつあること等から、上昇した。雇用関連DIは、新規求人数が依然少ないものの、離職者の増加テンポが緩やかになってきていること等から、上昇した。
5月の先行き判断DIは、前月比3.6ポイント上昇の43.3となった。
先行き判断DIは、家計部門においては、夏季ボーナスの減少や厳しい雇用情勢の継続が見込まれているものの、環境対応車の購入に係る減税・補助、グリーン家電の購入に係るエコポイント付与、定額給付金の給付やプレミアム付き商品券の発行、高速道路料金の引下げによる効果への期待があること等から、上昇した。企業部門においては、低い水準ながらも受注が下げ止まることや、一部企業で受注や出荷が持ち直すことが期待されていること等から、上昇した。雇用部門においては、厳しい状況ながらも、一部での新規求人に対する期待等から、上昇した。
景気ウォッチャーによる判断を総合すると、景気の現状は厳しいものの、悪化に歯止めがかかりつつあるとのことであった。

とのこと。昨年12月を底に、現状判断も先行き判断も急速に回復しつつある。
長いスパンで見るとこのような感じ。