OECDのEconomic Outlook

OECDのEconomic Outlookが発表になっている。

OECD加盟国全体の経済指標はこんな感じ。

経済指標 2007年 2008年 2009年 2010年
Real GDP Growth 22.7% 0.8% -4.1% 0.7%
Output Gap 1.7 0.3% -5.3% -5.8%
Unemployment rate 5.6% 5.9% 8.5% 9.8%
Inflation 2.3% 3.2% 0.6% 0.8%
Fiscal Balance -1.4% -3.2% -7.7% -8.8%

2010年の経済回復は弱いものになることを予測。output gapのマイナス幅は、2010年には5.8%まで拡大すると予測している。失業率も10%近くまで上がると予測。

日本の主要経済指標の見通しをまとめてみると、このような感じ。

経済指標 2007年 2008年 2009年 2010年
GDP成長率 2.3% -0.7% -6.8% 0.7%
失業率 3.9% 4.0% 5.2% 5.7%
GDPデフレーター -0.7% -0.9% 1.3% -1.5%

失業率は2010年には6%近くまで上昇。GDPデフレーターも2015年には再びマイナスで、デフレからなかなか抜け出せない。