OECDのInterim Economic Assessment

OECDがInterim Economic Assessmentを発表している。

レポートの3ページにある各国・ユーロエリアの四半期ごとGDP成長率(年率換算)をグラフ化してみた。今年6月のOECD Outlookの時よりも若干上方修正されている*1。日本は第2四半期に3.7%成長を記録したが、徐々に回復していく他国・地域とは逆に第3四半期、第4四半期と下落傾向。

ロイターの記事では、

経済協力開発機構OECD)は3日、日本は今年どころか来年にもデフレから脱却できる見通しはほとんどないが、他の国ではデフレは深刻なリスクではない、との認識を示した。

などと書いている。いやはや、出口が見えない。

*1:日本の場合は-6.8%から-5.6%、G7全体では-4.1%から-3.7%へ。