10月の経済統計速報

10月の消費者物価指数労働力調査の速報が発表になった。

10月消費者物価指数

概況

  1. 総合指数は平成17年を100として100.0となり,前月比は0.4%の下落。前年同月比は2.5%の下落となった。
  2. 生鮮食品を除く総合指数は100.1となり,前月比は0.1%の下落。前年同月比は2.2%の下落となった。
  3. 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は98.6となり,前月と同水準。前年同月比は1.1%の下落となった。

先月と比べると、総合指数とコア指数は先月より微減、コアコア指数は先月と同じ。より長期的に見ても前者2つは低下傾向、コアコア指数は一定という流れが定着している。

10月労働力調査

  • 10月の就業者数は6271万人と1年前に比べ117万人減少
  • 10月の完全失業者数は344万人と1年前に比べ89万人増加
  • 10月の完全失業率(季節調整値)は5.1%と前月に比べ0.2ポイント低下

前月に比べると完全失業率(季節調整値)は減り、完全失業者も19万人減っているが、就業者数も24万人減っている。
それから、15〜24歳の完全失業率(原数値)は9.3%と,1年前に比べ2.6ポイント上昇とのこと。