日銀短観
日銀短観(2010年3月調査)の結果が発表になった。
短観(要旨)(2010年3月):日本銀行
短観(概要)2010年3月 第144回 全国企業短期経済観測調査
業種、企業規模ごとの業況判断DIの推移はこのような感じ。どの業種・企業規模でもDIは回復してきたが、この先回復すると見込まれるのは大企業のみ。中堅、中小企業は厳しい見方をしている。
2009/12月DI | 2010/3月DI | 2010/6月予想 | |
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大企業製造業 | -25 | -14 | -8 |
大企業非製造業 | -21 | -14 | -10 |
中堅企業製造業 | -28 | -19 | -20 |
中堅企業非製造業 | -27 | -21 | -21 |
中小企業製造業 | -41 | -30 | -32 |
中小企業非製造業 | -34 | -31 | -37 |
全産業 | -31 | -24 | -26 |
2010年度は売上高、経常利益はどの業種・企業規模も底をうち、特に大企業では設備投資の増加も見込まれる。という結果。
こんなニュースもある。
日銀は1日、同日発表の3月の企業短期経済観測調査(短観)を受け、経済や物価見通しの見直しに入った。企業の景況感の改善が確認された半面、物価下落の長期化懸念が広がっていることを重視。日銀内にはデフレ脱却に向け追加金融緩和が必要との見方も浮上している。
いつものことかも知れないが、どうしてこういう情報が漏れてくるのか。