日銀金融政策決定会合
4月の「展望レポート」で示した見通しと比べると、成長率は、新興国の一段の 高成長などを背景に 2010 年度は上振れるが、2011 年度については概ね見通しに沿っ て推移すると予想される。物価については、国内企業物価・消費者物価(除く生鮮 食品)とも、概ね見通しに沿って推移するものと予想される。
ということで、2010年度、2011年度の実質GDP、消費者物価指数(生鮮食料除く)の政策委員の見通しの中央値はこのように修正されている。
実質GDP | 消費者物価指数(生鮮食料除く) | |
---|---|---|
2010年度 | 2.6% | -0.4% |
4月時点の見通し | 1.8% | -0.5% |
2011年度 | 1.9% | 0.1% |
4月時点の見通し | 2.0% | 0.1% |
追記(7月16日)
7月の金融経済月報が公表されている。
金融経済月報(2010年7月)
ー低金利の緩和効果、減殺されている面あるが強まりつつある=日銀 - Reuters