GDPギャップ

今週の指標 No.964 国内需要デフレーターのマイナス幅は3四半期連続で縮小

2010年4-6月期GDP1次速報を踏まえたGDPギャップの動向をみると、前期と同水準であり、依然大幅なマイナスが続いている。ただし、その水準については定義や前提となるデータ、推計方法によって異なることから、相当の幅をもってみる必要がある

http://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2010/0830/964-6.gif
需要不足額は名目値・年率で25兆円程度。
もちろんこれは政府の公式見解ではないのだが、今日まとめられた経済対策の基本方針では9200億円の「経済危機対応・地域活性化予備費」を使うことしか考えていない。あとは相変わらずの、成長戦略云々というもの。いい加減に経済安定政策と経済成長政策をちゃん区別して考えれば、と思うのだが。