科学との正しい付き合い方

ちょっと遅くなってしまったが、ようやく読むことができた。
以前、狂牛病ダイオキシン、冷凍餃子、福島の原発事故でもまた感じたけれど、科学的な考え方とか、リスクに対する考え方と「世間知」にずいぶん距離があるように感じてしまう。事業仕分けで科学技術予算が取り上げた時もそう。
この本に書いてあるように、科学と社会は対立して存在するものではなくて、日常の中に埋め込まれているものなのに。著者のような人たちにこれからも見えない科学技術の「見える化」のために頑張って欲しいし、関心を持っていきたい。