スティーブ・ジョブズ II
二日ほどかけてスティーブ・ジョブズ Iを読み終わり、そろそろ第2巻が読めないかなあと思っていたら読めるようになっていた。土曜日一日で読んでしまった。
第2巻は1997年にAppleに戻ってから亡くなる直前まで(CEOを辞めたあとにもインタビューをしているようだ)。はやりiPodの誕生の話は、iPodは何を変えたのかの方が詳しいし、iPhone、iPadについてもきっと同じような本が出てくるんじゃないだろうか。
でも下巻では、そういうAppleのイノベーションや成功の話とガンとの闘病、家族との関係の話がが交互に出てきてページをめくる手も早まった。闘病のこと、家族とのこと、Appleの幹部との関係、その他親友との関係もかなり赤裸々に書かれていて、ジョブズがそのままの記録を残したいと願っていたことが反映されている。
ジョブズが最も重要な作り出したものと考え、一番残したかったものはAppleという会社(場)であって、彼は、Appleがヒューレット・パッカードのようイノベーションを続けて存在し続ける会社になって欲しいという願っていた。それがこれからどうなっていくか、見守っていきたい。それから、過去に読んできたApple関連の本を自炊してiPadで読んでいこうかなと思う。
- 作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/02
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