スティーブ・ジョブズ脅威のイノベーション
スティーブ・ジョブズ脅威のプレゼンと一緒に買った本をようやく読み終えた。「プレゼン」はプレゼンテーションをよくするテクニカルな本だったと思うが、この本は普段あんまり読みたくないと思っている自己啓発本の匂いがする。それもあって後回しになっていった。
この本では偶数章がジョブズやAppleの行動を直接分析したもの、それに続く奇数章がそれと同じような行動をとっている他の企業の例を扱っている。奇数章はちょっと苦しいんじゃないの、というような話もある。
改めて覚えておきたいと思ったのは、
- 普通考えそうなことよりも、もう一つ上のレイヤーに上がって考えること(メタ思考、と言っていいかな)
- 考え方であれ、プレゼンそのものであれ、何か特に人に示す時には余分なものは取り去っていくこと
- マーケティング的な考え方そのもので答えを探すのではなく、「こういう風だったらいいんじゃないか/便利じゃないか」という考え方をすること(スーパーコモンセンスと言っている人がいたが、それに近いかな)
ということかな。
- 作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/07/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 126人 クリック: 3,690回
- この商品を含むブログ (302件) を見る