不動産は「物語力」で再生する。

この週末に手に取った。
著者は不動産の再生ビジネスの人なので、不動産から見た話をしているけれど、スティーブ・ジョブズ脅威のイノベーションに書かれているAppleのもの作りに繋がるように感じた。この本で著者は、「目に見える部分水面上のほんのわずかで、多くの部分は水面下に隠れている、それが物語なのだ」と言っているが、これは、製品そのものでなく、製品に付随するものを考えるとか、普通に考えるよりももう一段上のレイヤーについて考えるということと同じことを言っているように見える。
その他の部分で関心を引いたのは、このような部分。

  • 物語は小説なようなものではなく、対話である。
  • ミッションの重要性(これも「スティーブ・ジョブズ脅威のイノベーション」と通じる部分)
  • ミッションと目的地の違い、目的地に向かうための地図
  • 時間を見方にする(歴史の重要性)
  • あるべきようわ(みんながこんな風に考えるだろうな、感じるだろうなという想像力)

不動産は「物語力」で再生する

不動産は「物語力」で再生する