一冊でわかる古事記

モザンビーク北部、ニアッサ湖(普通はマラウィ湖と言われているけれど、モザンビークではこの呼び方)の畔でちょっとしたアクシデントがあり、足止めを食った。その時間に一気に読了。
この著者はこの平凡社新書で今年、去年取り上げられた人物を扱っていて、この本も「古事記1300年」にあやかって(便乗して)出版したんだろうなと思う。手に取ったこっちもそれを意識している訳だけど。
歴史学者古事記を歴史的解釈する」というものなので、古事記の中身そのものは非常にあっさりしている。初期の天皇の中で実在したのは誰で、その理由はという部分はなるほどと思いつつ読めた。

一冊でわかる古事記 (平凡社新書)

一冊でわかる古事記 (平凡社新書)