いちえふ
普段、コミックはほとんど買うことはないのだけれど、
という神戸大木村先生のTweetを見て、Kindle版3冊を買い、バングラデシュの出張中に読み始め、一気に読み終えた。
最近読み終えたばかりの「福島第一原発収束作業日記」も貴重な記録だと思ったが、こちらはやっぱり図で訴えてくるものがあり、状況がもう一段わかりやすい。
「福島第一原発収束作業日記」のハッピーさんはもともと福島第一原発で働いていた人で、2011年3月11日の東日本震災、その後の事故から話が始まり(Twitterのツイートは3月20日から)、2013年3月までのことが書かれているが、こちらは2012年5月に収束作業のための下請会社(実際には6次下請け!)に入るところから2015年9月までの状況がカバーされている。実際に作業をしつつ、これだけの情報を記憶し、コミックにするということに本当に感嘆の言葉しかない。
2015年9月以降も福島第一原発の収束作業の情報はたびたび出てきているし、「いちえふ」で書かれている世界よりも、一段前に進んでいることがわかる。
- 「福島第一原発」1年前に生まれた「大きな一歩」と「大きな課題」(吉川彰浩) - 個人 - Yahoo!ニュース
- 福島第一原発ルポ 7千人が働く廃炉作業の現実
- 福島第一原発の歩き方|日経コンストラクション
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) いちえふ 福島第一原子力発電所労働記 (モーニングコミックス)
- 作者: 竜田一人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/04/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (13件) を見る
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(2) (モーニングコミックス)
- 作者: 竜田一人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/02/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(3) (モーニングコミックス)
- 作者: 竜田一人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/10/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (4件) を見る