全面改訂 ほったらかし投資術、全面改訂 超簡単 お金の運用術

信じていいのか銀行員」を読んでから、第3章、第4章に書いてあることって以前と変わったのだろうかと思って、購入していながら読んでいなかった「全面改訂 ほったらかし投資術」と以前一度読んだ「全面改定 超簡単 お金の運用術」にざっと目を通してみた。ナミビアの出張の最終盤と、ナミビアから南ア経由で帰国する機内で読み終えた。

購入したらいいという商品は変わっているけれど、大きなポリシーは変わっていなかった。やはり、どんな風にお金を運用したらいいかということであれば、「信じていいのか銀行員」よりもこの2冊(どちらか1冊と言われれば「全面改定 超簡単 お金の運用術」かな)を読んだほうがいい。全体のポリシーを短い言葉で言うと、1. お金に色はない、2. 税金が控除されるシステムをうまく利用する、それから3つ目は、

市場は効率的ではないけれども、特定のアクティブ運用が勝ち続けるのは難しいし、それを事前に見極めるのも難しい、というあたりが多分現実の姿です。

という感じだろうか。

「全面改定 超簡単 お金の運用術」の方には、デフレを脱却してそこから好況に向かったら…という話が書かれている。この本は平成25年9月刊、今からちょうど3年前で、消費税の8%から10%への増税閣議決定される直前のタイミングだったんだけど、当時はそんなに強気な感じだったのだなあと改めて思い返してみる。